ソバはなぜ花の構造が同じだと受粉できないの?―異形花型自家不和合性を制御するS遺伝子座の正体とは?―

ソバの花にはめしべの短い「短柱花」とめしべの長い「長柱花」があり(下図)、同じ構造の花同士(短柱花×短柱花 or 長柱花×長柱花)では受粉が出来ないことが知られています。 ソバは、一つの植物個体のなか … “ソバはなぜ花の構造が同じだと受粉できないの?―異形花型自家不和合性を制御するS遺伝子座の正体とは?―”の続きを読む

ソバの自家受粉を防ぐ仕組み「異形花型自家不和合性」について

白い花が一面に広がるソバ畑(上図)。独特の匂いに私はまだ慣れません(笑)。私たちが蕎麦として一般的に食べているのは、ソバ属のなかでも普通ソバ(Fagopyrum esculentum)と呼ばれる種で、蕎麦は結実を経て出来 … “ソバの自家受粉を防ぐ仕組み「異形花型自家不和合性」について”の続きを読む

大根や白菜のとう立ちはなぜ起こるの?

バーナリゼーション(春化)の分子メカニズムについて  秋にうっかり収穫し忘れた畑の大根や白菜を、翌年の春になって見てみると、すっかり茎が伸びて、白や黄色の花がきれいに咲いているではありませんか。これは「とう立ち(抽苔)」 … “大根や白菜のとう立ちはなぜ起こるの?”の続きを読む

ナスの棘(とげ)の有無はどのように遺伝するの?

‘とげなし千両二号’から見出されたPl遺伝子座について とげなし千両二号 画像引用元:タキイ種苗株式会社 https://www.takii.co.jp/CGI/tsk/shohin/shohin.cgi?breed_s … “ナスの棘(とげ)の有無はどのように遺伝するの?”の続きを読む

【辛味の科学】「種の無い‘ししとう’は辛い」は本当だった

日本在来の甘味トウガラシである「ししとう」。日本人ならば、知らない人はいないでしょう。そして、一度は非常に辛い果実に遭遇して「辛っ!」と驚いた経験があるのではないでしょうか。このような「ししとう」果実の辛味発生のメカニズ … “【辛味の科学】「種の無い‘ししとう’は辛い」は本当だった”の続きを読む

トウガラシの辛味の強さを測定する方法まとめ

トウガラシの辛味の強さはどのようにして調べるのか? 唐辛子の辛味の強さはカプサイシンという物質の多寡によって決まります。つまり、カプサイシンが多いほど、その果実の辛味は強いと言えます。では、このカプサイシン、一体どのよう … “トウガラシの辛味の強さを測定する方法まとめ”の続きを読む

「万願寺とうがらし」の辛味形質と改良品種「京都万願寺2号について」

京野菜「万願寺とうがらし」について  京野菜の一つである「万願寺とうがらし」。ほのかな辛味と、強い甘味を持つその果実は「揚げびたし」や「串焼き」にして食べれば絶品です。「万願寺とうがらし」は20世紀のはじめ、京都府舞鶴市 … “「万願寺とうがらし」の辛味形質と改良品種「京都万願寺2号について」”の続きを読む

【辛味の科学】「ししとう」無辛味の謎について

 「ししとう」というトウガラシ、日本人ならば知らない人はいないでしょう(私信)。「ししとう」は日本在来の野菜用トウガラシで(上図)、煮びたしや天ぷらなど、日本料理には欠かすことの出来ない食材です。しかし、この「ししとう」 … “【辛味の科学】「ししとう」無辛味の謎について”の続きを読む

AI(人口知能)を活用した「梨」の品種改良に関する研究

AI(人工知能)を活用した「梨」の品種改良に関する研究について  近年、AI技術が様々な分野で導入されています。品種改良についても例外ではなく、AIの一種である機械学習技術が利用されつつあります。本記事では、その一例とし … “AI(人口知能)を活用した「梨」の品種改良に関する研究”の続きを読む

AI(人工知能)を駆使した品種改良「ゲノミックセレクション」について

品種改良におけるAI(人工知能)の参入について  近年、様々な分野で利用されているAI(人工知能)ですが、作物の品種改良にもその技術が導入されつつあります。AIと聞いても、その言葉の意味は実に幅広く、いまひとつイメージが … “AI(人工知能)を駆使した品種改良「ゲノミックセレクション」について”の続きを読む